スポンサーサイト
TOP ▲
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)
この記事のURL | TOP ▲
亡国のイージス(映画だけ観た人用)
TOP ▲
原作を読まずに、映画だけ観た人の
印象は、なぞが多かったようで。

○ジョンヒ(静姫)がなぜ、いそかぜに乗ってるか。
○辺野古ディストラクションとグソーが奪われた理由
○ジョンヒと如月行の戦闘中のキスシーン →こちら
○ヨンファとジョンヒの関係
○ダイスと国家との関係
○菊政の死んだ理由
○グソーの危険性
○テルミットプラス(Tプラス)の破壊力の説明


以下、ネタバレです。
初出「川の深さは」→K
  「Twelve Y.O.」→T

○ダイス(DAIS)・・・K
 Defence Agency Infomation Service
国益・治安を侵害する事態に対して国家公安員会・情報活動監視委員会が認める範囲で超法規的対処活動が認められた組織で、自衛隊市ヶ谷駐屯地にある。警察庁や自衛隊と折り合いが悪い。

○グソー(GUSOH)・・・T
 後生。伊良部島の民話に出てくる死後の世界。
 アメリカの新式エネルギーの開発実験がそもそもの始まり。
 空気中の酸素を取り込んで化合し長時間高圧ガスを発生させる原子力より安全で安値なエネルギーの研究過程でできちゃった副産物。その高圧ガスがVXガスをしのぐ致死性ガス(50倍)。致死量30ミリグラム、作用速度1分未満、唯一の対策が6,000度の熱で焼き尽くすこと。

○アポトーシス(Ⅱ)・・・K
 コンピューターウイルスの名前。ほとんど兵器です。Ⅱは初代が消滅前に捕まえたものをダイスで改良。
 ホストの中枢に取り付き一切の外部操作を拒絶してから自らの複製を送り込む。自己診断プログラムに化けて、割り込み処理でデータを改ざんする。回復処理もうけつけない。しまいには、自分自身も消去。
 映画では「いそかぜ」のCICを狂わせるために使用しようとしたが結局できずじまい。

○テルミット・プラス(Tプラス)・・・T
 酸化鉄とアルミニウム粉末を主成分とする通常のテルミット焼夷薬と、その燃焼を倍化させる特殊溶液で構成される二液混合爆薬。放射能抜きの核爆弾並みで瞬間6,000℃に達する。
 映画で、戦闘機につんでいたのは、直径1キロの空間を六千度で焼き尽くす威力のもの。直径1キロはアブソリュートキルゾーン(絶対破壊領域)と言われ、生命も建物も完全に破壊。爆風と衝撃波がかろうじて届かなくなる距離が中心から1.5キロなので、直径3キロの空間が必要だった。

○辺野古ディストラクション
 グソーの開発が行われていた辺野古の米軍弾薬倉庫が、テルミットプラスで爆失した事件。詳しくは「Twelve Y.O.」を読みましょう。

○グソーの強奪
 辺野古ディストラクションの一年後、残ってたグソーの試料をアメリカに持ち帰ろうとした国防総省が民間人を装った情報官に運ばせるというヘマを行ったため(このへんちょっとポイント)、ヨンファたちに計画が筒抜けになりあっさり奪われた。

○グソーの持ち運び
 ネストといわれる魔法瓶のようなもの(映画でも持ってた)にはいっています。抽出レバーあり。

○ジョンヒ(静姫)がなぜ、いそかぜに乗ってるか。
 グソーを強奪したヨンファのグループは、潜伏先から逃走する際、7人がネストに入ったグソーを持ってそれぞれ国外に出ようとします。そのうちの6人はダミーを持ってます。ジョンヒもその一人で、オーストラリア行きの旅客機に乗り、空中で飛行機を爆破し、墜落します。
 生存者救出に向かったいそかぜのFTG(ヨンファたち)が女性を救出します。死亡した事にしておいて、ヨンファたちがかくまいます。この生き残りの女性が実は、ジョンヒ。
 このエピソードは映画に出てきません。

○菊政の死んだ理由
 ジョンヒが菊政に魚雷があたるように、ワイヤーを射撃。その結果起きた事故。ジョンヒの救出を阻止しようとした如月が揚艇機に細工したため、菊政の事故のときに疑われれる。
 ジョンヒの引き上げ(=グソーの持込)が映画に出てこないのでこの辺もうやむやですね。

○ヨンファとジョンヒの関係・ジョンヒの傷(のど)
 北朝鮮の偵察局にいたリン・ミンギ局長(ヨンファのグループがグソーを持って立てこもってたとき殺害してます)に幼いころ引き取られます。ヨンファもジョンヒも浸透員として特別な訓練を受けます。
 ジョンヒは韓国潜入作戦に参加させられ、部隊は全滅。ジョンヒは地雷の破片にのどを貫かれます。(そのため、喋ることが出来ません)その後捕らえられ、大量の自白剤の投与で精神的に混乱させれてました。それをヨンファが強行に救出し、廃人となったジョンヒを何日も介抱を続けました。それ以後、血のつながり以上の兄妹になり、国家という関係でなく、それを越えた二人だけのフィールドで行動することになりました。

○如月行が宮津に対して「父さん」といったわけ
 如月は、祖父を殺した父を殺しました。負傷して、鎮痛剤を打たれた如月が幻覚で父親の亡霊に話しかけてます。
「あんたが、あんたが悪いんだよ。あんただって人殺しだろう!?爺さんを殺しちまってさ・・・」
「なのに、そうやっていつまでも恨みがましくつきまとってきて・・・!だからおれは。絵を描くことも、母さんと話をすることもできないんだ」
『誰も君の事を恨んじゃいない。絵もかけるしお母さんと話す事もできる』
「・・・嘘だ」
「母さんは、怒って・・・いるもの。おれがあんたを・・・父さんを、殺してしまったから・・・」

ってやりとりが感動的です。
このへんうまく映画でやってほしかったなあ。

-------------------------------------

何か間違いなどありましたら、そっと教えてください。
足りないとこの補足もお願いします。

[2005/08/13 17:13] | 映画 | トラックバック(5) | コメント(14)
この記事のURL | TOP ▲
≪民営化についておもうこと | ホーム | 今日のAVANTI(05/08/13)≫
らんきんぐ
コメント
なるほど~~~
如月行が宮津に対して「父さん」とい言ったのには惑わされました!
一緒に行った先輩は、原作読んでないのに「幻想見てるんじゃない」と、
分かる人には分かるみたいですけど、私には・・・;

ジョンヒは本では結構キーワード人物なんでしょうね。
映画では軽視されてた気がしますが。
[2005/08/13 19:00] URL | かず [ 編集] | TOP ▲
分かりました
面白かったのですが、疑問がいっぱいでした、検索してここが当たりました、なるほどなるほどと読みました。
[2005/08/13 23:43] URL | chictk [ 編集] | TOP ▲
ジョンヒについては、
北朝鮮の女子工作員ですから、ふれてはいけなかったのかな?と思いました。
[2005/08/14 11:54] URL | とも [ 編集] | TOP ▲
はじめまして
はじめまして。
TBどうもありがとうございます。
原作を読んでいないので、このブログを読み、やっと納得出来ました(笑)
理解出来ないことが多かったので(^^;

>如月行が宮津に対して「父さん」といったわけ
↑特にここが気になってたので納得です。
映画ですべてを語るのは難しいのでしょうが、観て良かった!そういえる作品ですね~。。
[2005/08/21 19:31] URL | ルッカ [ 編集] | TOP ▲
そうだったんですね
TBありがとうございます。
映画だけ観ていると、
ジョンヒは本当に何の為に出てきたのか、
如月との不思議な関係は何なのか、
等、正直全く分かりませんでしたから…
謎が解けて良かったです。
ありがとうございました!
[2005/08/21 22:46] URL | りつきち [ 編集] | TOP ▲
訪問&トラックバックありがとうございました。
こちらのエントリーをみて、この映画はやはり原作を買わないと(関連本も)納得出来ない部分が多そうですね。 ひとつづ読んでみようとおもいました。
[2005/08/21 23:44] URL | sakiho [ 編集] | TOP ▲
かず さん
chictk さん
ルッカ さん
りつきち さん
sakiho さん

コメント&TBありがとうございます。
映画では上陸後の乱闘騒ぎからのスタートです。
この時点ですでにとんでますね。
○その後絵筆を買いに行ったり。
○菊政が行になついたり。(行の通信機をプレステと勘違いしたりね)
原作を知らない人は戸惑うでしょうね。

ジョンヒの(グソー)回収が語られていないせいで、
機関室に爆弾(オクトーゲンだっけ?)をセットする如月行の行動の不可思議さとか。
仙石さんと如月行の親近感?
「あんたにだけは・・・信じてもらいたかった。」
仙石さんのいそかぜに戻る理由

人間関係の描写の足りなさとジョンヒの謎さ加減?もさておき、
原作で語られてる問題は、日米安保やアメリカ批判、もっと言えば自衛隊そのものの批判ですよね。
総理大臣のアメリカに頼りきりの外交と沖縄基地問題(アメリカは世界の警察を辞めようとしている事実)。
語られてません・・・
本当の結末は
「ヨンファの手にしたグソーは偽物であり、全てアメリカ(CIA)が仕組んだことだった。」
なんですよね。
[2005/08/22 11:47] URL | とも [ 編集] | TOP ▲
TBありがとうございます♪

私も、映画だけしか見ていなかったので、謎だった部分がよくわかりましたw
すっきりしましたよ~。ありがとうございました~
[2005/08/22 13:41] URL | 犬 [ 編集] | TOP ▲
ありがとうございました
TBありがとうございました。
映画を見て何となく想像して済ましていたところがわかりました。
何か、原作も凄い力作ですね。是非読んでみたいと思いました。
ありがとうございました。
[2005/08/22 22:19] URL | ちびたま [ 編集] | TOP ▲
TBありがとうございます。
はじめまして、TBありがとうございました。

映画だけ観た方のどうしても埋められない謎への、簡潔で的確な説明に
そうそうっ!そうなのよ!!うまいなぁ~と感動してしまいました。

へたれな感想しか書けなかった自分が、ちと恥ずかしかったり...しますです(汗)

こちらからもTBさせてくださいませ。
[2005/08/22 23:34] URL | なぎ [ 編集] | TOP ▲
ありがとうございました
 はじめまして。
 トラックバックありがとうございました。
 
 原作はずっと読みたかったのですよ。「終戦のローレライ」もなんですけど。「Twelve Y.O.」は、本棚に飾ってあります(爆)

 宮津副長と如月君の会話は、ちょっと??でした。親子じゃないはずなのに・・・って。見終わった後、一緒に見てたおねえちゃん(ホントの姉ではありません)に、確認しましたよ(爆)
 
 やっぱり、原作は読むべきですね、もっと面白そうです。その前に、「Twelve Y.O.」を読んだ方が良いのかな?
[2005/08/23 00:28] URL | 朔夜 [ 編集] | TOP ▲
犬 さん
ちびたま さん
なぎ さん
朔夜 さん

TB&コメントありがとうございます。

私は映画も評価してますよー

ヨンファの言う、
「見ろ日本人。これが戦争だ!」

原作では、空自の戦闘機を撃墜したあとに、
その惨状を前にしての言葉でした。
映画では、いそかぜ(原作はうらかぜ。どちらでもいいですが)撃沈の
悲惨さが伝わってこなかったように感じます。

日本の自衛隊の艦艇が沈められるという衝撃(しかも自国の艦艇に)
撃たなければ撃たれるという専守防衛の矛盾。
死傷者が出ても分かろうとしない日本人に
対して、ヨンファは「戦争だ」と言います。

叛乱を起こしたとはいえ、自国の艦を自らの手で撃たせたく無い渥美局長
(それはアメリカの描いたシナリオだから)
とアメリカに最後まで頼る内閣、
(敵国からの攻撃では無いため安保に基づく在日米軍の出動はない)
それぞれの葛藤がもう少し表現されていたら、とも思います。

でも、外交問題に発展しかねないような内容だしね。

私の原作読んだ順番は
「亡国のイージス」→「Twelve Y.O.」→「川の深さは」
って逆・・・・
逆からでも十分面白いです。
だんだんなぞが解けて行く感じで。
「亡国のイージス」は、原作読むと、
もっと楽しめると思います。
[2005/08/23 11:20] URL | とも [ 編集] | TOP ▲
すいません「亡国のイージス」を今頃ビデオで見てちょっと疑問があり検索してたどり着きました!スッキリしましたぐっすり眠れますありがとう(笑)
[2006/04/26 02:27] URL | still [ 編集] | TOP ▲
コメントありがとうございます。

また、原作読みたくなってきました。
[2006/04/27 18:06] URL | とも [ 編集] | TOP ▲
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://versapro.blog15.fc2.com/tb.php/128-91129ce5
亡国のイージス
今日はダンナと映画「亡国のイージス」を見てきました。初めは、なんで日本で現代で戦争?って思った。でもキャストも豪華で。。真田広之寺尾聰佐藤浩市中井貴一だもんねーしかも評判が良いとのこと。松竹は真田広之にアタマが上がらないほどのヒット作品だとも読んだから。
茶々な気持ち 徒然talk[2005/08/21 19:25]
亡国のイージス
出演:真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一 etc 映像   :☆☆☆☆☆☆☆ サウンド :☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆ 俳優   :☆☆☆☆☆☆☆☆ 総合   :☆☆☆☆☆☆☆ 感想:個人的には期待してなかったのでかなり楽しかったです。 映画館入って
脳内blog[2005/08/22 00:56]
亡国のイージス
画像の子をみてきました。・日本番「ザ・ロック」。もしくは「ダイハード」。もしくは「沈黙の艦隊」。な雰囲気なわけですから、当然のようにごっつ面白い(`・∀・´)燃ゆる。真田広之は相変わらずカッコいいなぁ、もう。今回は、勇気と責任感のある、素敵な上司なキャラ
戯言をのたまう犬[2005/08/22 13:42]
亡国のイージス(ネタバレ注意っす)
映画公開初日が3回目だったつう位、前半飛ばし気味で観て来たけれど、映画への感想をちゃんtの記するのを伸ばし伸ばしにしてしまってたな正直もう一回は観てから書きたいんだけんども、観に行く予定立たず(T.T)つう訳で、ちょこちょこ書いてた感想をまとめてみますか反芻、
気ままな 海の風[2005/08/22 23:46]
『亡国のイージス』について
毎日新聞の映画評論が『亡国のイージス』は原作を超えられなかったと言っている、そり
時事を考える[2005/08/26 23:11]
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。